育休ino-9からの→学童保育【いのまん】起業に向けて

男性の育児休暇についての経験を書くという名のほぼ育児日記 から夢を叶えるための日記へ

育児休暇終了まで341日

4/24

出産前夜、一生懸命がんばっていた息子君でしたが、夜中の3時に突然「かぁちゃ~ん。かぁちゃ~ん」とギャン泣き。

そうなると父ちゃんが何をしようとダメ。トントンしても蹴られる、払いのけられる。

抱っこしても降りようとする、身体をそらす。

それでもめげずに一時間ぐらい抱っこ、トントンをしていると少し落ち着いて泣き止んだ。そこで「かぁちゃんいなくて寂しいの?」と聞くと「うん」と一言。

とても切ない気持ちにさせられた。が、その後はちゃんと横になってまた寝だした。

朝、起きると機嫌を取り戻していた。でも起きて開口一番が「かぁちゃん。かぁちゃん」だっので、携帯で写真を一緒に見た。うれしそうだった。

 

そこからは、また一生懸命がんばりだして、朝ごはんもきっちり食べた。

洗濯を干している間も、一人で廊下のカーテンにくるまりながら「いないいないばぁ」と父ちゃんを待ってくれていた。その後、風呂掃除、トイレ掃除をしてる間も一人ブロック遊びをして待ってくれていた。掃除機は僕がやるといわんばかりに手伝い(うばい)にきた。笑

それが終わると、引き出しになおしていた保育園の写真をひっぱりだしてきて、はじめこそ「せんせ」と言っていたのに、かぁちゃんが映っている写真を見つけては「かぁちゃん」と見つめていた。もうここまでくるとなんとも言えない愛しさを感じた。

 

そうしているうちに病院へ行く時間。息子の面倒を見るため、ばぁばが家へきてくれた。

 

病院へ着くと、検温をすませ、問診表を書き、妻のいる部屋へ。

妻は手術前の緊張などで、夜中あまり寝れなかったという。

自分の感じた気持ちでいうと、出産って試合の緊張って感じかなと思っていたが、今回はコロナのことで病院の雰囲気も合わせて、試合っていうよりも、戦場へ向かう人を見送るような気持ちだった。送り出すしかできないなんとも言えない切ない気持ち。

 

予定時間の9時半になり、妻は手術室へ。

自分は入院の部屋で、一人待つことに。

一時間半ぐらいたち、外から産声が聞こえてきた。

しかし、その後、また静かになった。

そして11時頃、助産師さんが部屋に呼びにきてくれた。

「先に赤ちゃんに会えますよ」と。

 

保育器にいれられた新しい赤ちゃんは、息子の産まれた時と全く同じ顔をしていて笑えた。体重は2364g。平均より少し、こぶりだそうだ。たしかに手足が細く感じる。二人目と言うことや、産まれてくる時間がある程度わかって心の準備もできていたからか、気持ちに余裕があって、写真を何枚も撮ることができた。動画も撮れた。

 

妻も危惧されていたような大変な手術にはならず、息子の時よりまだ少し、余裕をもって手術室からでてきたので一安心だった。

その後、赤ちゃんは二時間ほど、様子を見るということだったので、妻と二人で先に入院部屋へ。手術室での様子を教えてもらったのだが、バースデイプランでかけたCDの内容が良かったといってもらえた。自分が選曲したものが役に立ったみたいでうれしかった。手術中、助産師さんたちが、明るく声をかけ続けてくれたということだったので感謝である。

 

そして赤ちゃんも異状なしということで部屋にやってきた。

か細い声で泣いたりするのだが、基本的には寝ている。

看護師さんがミルクをあげるとこを見させてもらったが、生まれたての赤ちゃんでも吸う力が強いことに驚いた。

夕方5時。病院をでた。明日から面会ができないので、赤ちゃんのことは妻に任せるしかない。手術の痛みで大変だろうが、がんばっておくれ。退院したらなにか用意しておこう。

 

一方、預かってもらっていた息子君。

妻の実家へ着くと、元気そうにテレビの前でおかあさんといっしょのファミリーコンサートを見ながら踊っていた。「ただいま」と言っても「父ちゃんがいなくても大丈夫だったぜ」というより、「父ちゃん。おれは今忙しいから」といった感じで無視された。笑

 

妻のお母さん曰く、「この子に写真を見せても反応が薄い」や「テレビに夢中で赤ちゃんにあまり関心を示さない」そうだ。

早くも嫉妬を燃やしているのだろうか。笑

 

夜中は昨日に引き続き、とても良い子に過ごすことができた。

夜中に泣き出すこともなく今、起床。

起きるなり「かあちゃん」といって携帯を奪いにきて、

かあちゃん動画を見てうれしそうです。

ちなみに赤ちゃんを見て「あ~ん泣」とも言ってました。笑