学童保育【いのまん】の起業に向けて59日目
【5/29】の振り返り
この日の午前は子どもとハーベストの丘に行った。
優待券の使用期限が5月末までだったので、この日を逃したらいけないと思ったからだ。
自分たちの前の人たちも同じ優待券を使って入場していたので、そんな人が多かったんじゃないかな。
この日は暑かった。
とにかく暑かった。
でも子どもたちはシルバニアの広場を楽しみにしていたから、暑さに負けず楽しんでいた。途中は親の方がバテ気味だった。
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昼ご飯を食べた後、たまたま大道芸がはじまるところだった。
以前にさくらサーカスを見て曲芸にはまっている息子が「みたい」といった。
とにかく暑い中だったが、結局最後まで見た。
その大道芸の人が最後に
「コロナ禍の中、大道芸を辞めていってしまった仲間が沢山いる。自分は28年間、これで生活してきた。だからコロナを理由に辞めたくない」ということを訴えていた。
思わず涙が出そうになった。
28年間、芸だけで食べていく。
覚悟というか、本当に好きでないとできないことだ。
ただただかっこよかった。
自分も28年後、そういう生き方をしてきたんだ!と胸をはって言いたい。
MOROHAの歌にもそんな歌詞があったとふと思い出した
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あ~最近またそうした熱量の高いことが好きだ。
大道芸の人みたいに、自分も熱い熱量をもって生きていたい。
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そして昼からは、6年前に担任してた現在高3の卒業生と会った。
二人とも成長して、大人びていてびっくりした。
まぁそりゃそうで、成長してなかったらもっとびっくりなんだけど。笑
なんか会話にも忖度があったり、でもまだやっぱり10代だなって思えるようなこともあったり。とにかく色々な話をした。
嬉しかったのは、当時の思い出をたくさん語ってくれたこと。
教師になって1年目2年目と、好き勝手に自分のやりたいことやってた時期に出会った子たちだから、スキル不足で授業も全然上手くできず、心も満たしてあげられずなこともたくさんあっただろうけど、それでも楽しかった。と言ってくれる。
『あの時、教えてもらった曲。フラッドの「ベストライド」やBUMPの「K」、打ち首の「日本の米は世界一」など、今でも好きで聴く。』といってくれた時は、もう先生やっててよかったなと思える瞬間ベスト5に入ってきた。
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こんな自分でも少なからず人の人生に影響を与えていたんだなと。
先生っていい仕事だ。
そこから進路で迷っているという相談も聞いた。
「中学の教員を目指したいと思っているが、周りの人から、先生は大変な仕事。働く時間も長い。給料も安い。なんてことを結構言われるから、自分で勤まるのか。この道を目指していいのか不安なんです」という。
自分にも、こんな風に悩んでいた時期があったなと思うと懐かしく思えた。
自分はどうやって乗り越えたんだろう。
気付いたら今になってた感じ。
なんか、ただ時間に身を任せてた感じだな。
そして大人になって、というか、今の生き方をしてるからこそ思う事。
「せっかく『先生になりたい』と夢を描いている若者がいるのに、ネガティブな情報を発信する人が回りに多すぎる」これは大人の責任。
ネガティブな情報を発信し、それが記憶に残るのが人間だ。
と、今は理解しわかっているからまぁ仕方のないこととは思うけど。
大人が変わらなきゃいかんよなと思う。
もっと未来に楽しみが持てるようにしてあげないと。
なにをやったって悩みなんかでるんだから。
この仕事おもろいって胸はって言える大人が増えれば、世の中は良くなる。
自分は今の生き方で人生の良さを下の世代に伝えられるようにしたい。
「ただしい」より「たのしい」
そう思える自分の生き方を卒業生や自分の子には追求してほしいと思う。
悩み上等。それもひっくるめて楽しいと言える生き方をする。
そしてそれを下の世代に伝える。
そんな良きループを作り出せるように、今日も自分は自分のやりたいことをして生きる。
死ぬときに「あれをやっときゃよかった」がないように。共に未来を生きていきましょう。