育休ino-9からの→学童保育【いのまん】起業に向けて

男性の育児休暇についての経験を書くという名のほぼ育児日記 から夢を叶えるための日記へ

育児休暇終了まで15日

ウロウロしてない(3/17)

 

最近、娘の行動力がどんどん増してきている。はいはいもズリバイから、しっかり膝立ちできるようになったし、場所を見つけては掴まり立ちをし、自分でよじのぼってイスにも座る。

朝ごはん中、娘は机の上に自分の食べたいものがあると、ベルトから抜け出しイスの上に立つ、そこから足をテーブルの上に乗せ、ぐいっと身体を倒して食べ物を手づかみしよと突然のびてくる。空っぽになった自分のお皿には見向きもせずに。

そんな様子を見た息子は「うーちゃん(妹の名)ウロウロしてるな。ぼくはウロウロしてないで」と、ここぞとばかりに「自分はきちんと座って食べてますよ~えらいでしょ~」とアピールを入れてくる。息子自身が「食べているときはウロウロしないの」と、さんざん言われてきたことなので人がやっていると目につくみたいだ。食事中にウロウロしないことを覚えたのはマナーとしていいことだと思うが、それを妹に「い~けないんだ~いけないんだ~」みたいに妹に言う姿は、なんか見てて少しイラっとしてしまうし、保育園に行ったときに友だちに同じようなことを言うんじゃないかと心配な部分もある。しかし、親が子にそうしているからそうなるわけで、大人だからしつけとしていい、子ども同士はケンカの元になるからダメというのも、おかしな話なような気もする。子どもへの言葉かけを、考え選ばないといけないなと思える場面だった。

育児休暇終了まで16日

おてて絵本(3/16)

ある日、父ちゃん忍者が歳をとっておじいさんになりました。

それから、ぞうになりました。

そして、お時計さんになりました。

こっちこっちこっちこっちこっち⤴

おしまい

 

朝の着替え前に突然、息子がしだしたお話。最近買った鳩時計がお気に入りで、その影響がモロにでているのがおもしろかった。しかし、その後はグダグダ。なにをするのもイヤイヤ状態になり、ダラダラと午前中を過ごし、お昼前に図書館に連れて行くのがやっとだった。ただ図書館でお隣に住んでいるお兄ちゃんたちとバッタリ会って少し元気を取り戻した。昼からは入園グッズを買いにららぽーと赤ちゃん本舗へ行った。

夜は図書館で借りた「おえかきしりとり」をエンドレスで読まされた。新井洋行さん、鈴木のりたけさん、高畠那生さん、よしながこうたくさんの合作なので、大人が読んでも面白かった。この一年で、今まで知らなかった絵本をたくさん知ることができた。ついつい有名どころばかり借りていたが、息子に適当に選ばせるようにしてから、こんな面白い本があるんだと発見も多かった。これからも図書館はがんばって通い続けたいなと思った。

育児休暇終了まで17日

いろいろあったよ(3/15)

朝、怖い夢を見て5時に目が覚めたよ。一緒に行きたかったのにぼくだけ置いて行かれる夢だったよ。怖かったから父ちゃんを起こしたよ。そしたら泣きわめく僕を抱っこしてくれたよ。ぼくが全然泣き止まないから、外の空気にふれて落ち着かせよと、抱っこしたまま庭に出てくれたよ。すると庭でスズメがこけていたよ。父ちゃんは「死んでいる」と言っていたよ。僕にはよくわからなかったけど、とにかくスズメさんは動かず寝んねしていたよ。ぼくもお布団に戻って、もう一度寝たよ。次はスッキリ目が覚めたよ。朝は父ちゃんの友だちに会いに公園に行ったよ。何回か会ってるから緊張しなかったよ。楽しくなって、知らないおじさんにも挨拶したよ。すると、おじさんは褒めてくれて手をふってくれたよ。公園では大きいすべり台で遊んだよ。その後、かくれんぼもしたよ。目をつぶって20秒数えられるようになったよ。でも不安だから、うっすら目を開けたりもしたよ。途中で鬼を交代して僕が隠れたよ。なぜなら、うんこしたくなったからだよ。木の陰に隠れたよ。すると、知らないお友だちが近くに来てびっくりしたよ。びっくりしすぎて「うんこでた~」と言いながら父ちゃんの元へ戻ったよ。お友だちもぼくの真似をして「おしっこでた~」とお母さんの元へ走っていったよ。おもしろかったよ。父ちゃんがおむつを替えてくれたけど、実はうんこなんてでてないことがばれたよ。でも、びっくりするのをごまかしたことは、きっとばれてないはずだよ。その後、父ちゃんと父ちゃんのお友だちはキャッチボールをはじめたよ。ぼくもグローブをつけて、やわらかいボールでキャッチボールをしたけど、なんか、ぼくだけカヤの外感があったから「キャッチボール、アンパ~ンチ」って言ってやったよ。そして、父ちゃんのグローブを奪ってやったよ。すると、父ちゃんたちはキャッチボールするのをあきらめたよ。ぼくの勝ちだったよ。そこから父ちゃんのお友だちの家に向かったよ。お友だちは茶色のサドルの自転車に乗っていたから、その自転車に「トビー」という名前をつけたよ。トビーはトーマスにでてくる四角い仲間だよ。お友達の家でゲームをしたよ。ぼくはクッパがこわかったよ。ゴリラを使うと強かったよ。父ちゃんのお友だちの家から帰る途中、昼ごはんにうどんを食べに行ったよ。1玉まるまる全部食べれたよ。しかも、こぼさずに食べることができたよ。えらかったよ。お家に戻ると、すずめさんがいなくなってたよ。父ちゃんも母ちゃんも、そのままにしてたのにと驚いていたよ。ネコかカラスが食べたのかななんて言っていたけど、きっと目を覚まして飛んで行ったんだよ。ぼくはそう思う方がいいと思うんだ。そして、昼からはばぁばの家に行ったよ。トーマスのパズルをやったよ。20ピースも出来るようになったよ。眠かったけど、ぼくはもっと遊びたいから眠くないって言ったんだ。でも昼寝させられたよ。気付いたら寝ていたよ。起きたらじぃじが相撲を見ていたよ。はっきょいどーんの絵本みたいでおもしろかったよ。そこから父ちゃんと公文に行ったよ。ひらがながだいぶ読めるようになったよ。家に帰って晩御飯を食べた後、家族みんなでぬいぐるみを使ってごっこ遊びをしたよ。妹がポポちゃんのミルクのおもちゃを持って、ぼくたちが使っていたぬいぐるみにミルクを飲ませてくれたよ。まだ0歳のくせに、飲ませ方がよくわかっていたから驚いたよ。でもまだぼくの方がかしこいけどね。その後、お風呂に行くのが嫌だったから絵を描いたよ。今日は、馬の目とか、何を描くか決めて絵を描いたよ。少し成長したよ。その後、眠くなってきたからお風呂に行って、布団に入ったよ。今日も、遊びがてんこ盛りの一日だったよ。いろんな遊びをするのが楽しかったよ。今日は怖い夢は見ないといいな。明日も何して遊ぶか楽しみだな。

育児休暇終了まで18日

緊張を乗り越えて(3/14)

朝から甘えたモードの兄妹。昼から母ちゃんのお友達が来ると言うのに一向に進まない家事。そのため、父ちゃんが二人を外に連れ出し、母ちゃんはその間、家に残って家事を終わらせるという役割分担をした。

天気が良かったので、なんとなく「ふれあいの里」に向かった。行きは、最近定着化しつつある、妹ベビーカーのお兄ちゃん抱っこスタイルで歩いていった。

ふれあいの里に着いて、リスを見に行こうとした。しかし、リスが怖い兄は到着するなり「休憩しよか」とベンチに座ってしまった。お茶を飲ませて「リスは遠くから見る?」と聞くと、とりあえず了承してくれた。

リス園について妹をベビーカーから降ろし、二人を抱っこしてリスを見る。朝のお客さんから沢山エサをもらってお腹を満たしているリスたちは、その場から動かないものがほとんどだった。それが逆に良かったのか、入るまではこわがっていた息子も、落ち着いてリスを見ることができた。園内から出るころには「楽しかったな」と笑顔になっていた。不安を一つ乗り越え、自信になったのか、そこからは抱っこと言うことなく歩いてくれた。遊具のある広場に移動してからは一人でどんどんすべり台などにチャレンジしていた。日曜で人が多かったが特に物怖じすることなく楽しめていた。家までの帰り道も全部歩けた。不安を一つ乗り越えるだけで、子どもは気持ちが大きく成長するんだなと実感した。

そして昼ごはんを食べた後、今度は母ちゃんの友だちとその娘さん(息子の一歳年上の女の子)が来ることに緊張し、ソワソワ動き回る息子。しかし、いざ来てくれると打ち解けるまで早かった。テンションが上がりずっと二人で楽しそうに遊んでいた。

帰り際も、二人して「もっと遊びたいの~!」と泣きわめいていた。最近は、友だちと遊べることがなにより楽しいみたいでいい感じだなと思えた。

四月から通う保育園でも、友だちをつくって毎日楽しく行ってくれたらいいなと思った。

育児休暇終了まで19日

入園説明会(3/13)

保育園の入園説明会に行ってきた。息子は下の子が産まれた為、一度退園していたが、再び同じ園に戻ることができた。行く前までは緊張して「行きたくない」なんて言っていたが、いざ園についてみると久々に会う先生がいたりして、少しずつ活動的になっていった。通っていた頃の担任の先生はじめ、多くの先生が息子のことを覚えていてくれた。そして、再度入園できたことをおおいに喜んでくれた。それが仕事であっても、建前であったとしても、親としてはとてもうれしいことだった。緊張しぱなっしだった息子も、帰る時には「楽しかった」と言っていたので、保育園に通うことの不安は和らいだように思う。下の子はまだよくわからないだろうが、とりあえず常にニコニコし、お世話になる先生たちに愛想を振りまいて帰ってきた。

4月から家族みんながそれぞれの場所へと歩み始めるが、今までと変わらず楽しく1日1日を過ごせていけたらいいなと思う。

育児休暇終了まで20日

小説風に散歩(3/12)

天気。晴れ。気温。暖かめ。風。微弱。夕方から雨。そんな予報を感じさせない穏やかな気候。時が満ち、拠点を後にし、散歩へと向かう。

お兄ちゃん。調子が上がらず甘えたモード。妹。いつも通り大胆不敵な態度。下した判断。お兄ちゃんを抱っこ。妹をベビーカー。(母。拠点(家)に残りご飯の支度)出来る限りの盤石布陣。

方角。東へ歩き出す。信号はタイミングよく青。人影のない住宅街を抜ける。猫が挨拶をしてくる。「おぬしら目的もなく、どこへ行く?」「人生と同じ、気の向くままさ」そう答える息子。

いつもと一本、違う道を曲がる。この判断。適切か否か。答えは神のみぞシル。変わらぬ住宅街。ゆがまない時空。しかし、その先には見たこともない公園。まさか。この辺りは歩き尽くした。知り尽くした。そう思い込んでいた。しかし、まだあった。知らない公園が。おどろいた。まだ、未開の地が残っていたことに。ないがしろにしていた。無知の知。自分の驕りに気付く。しかし、それと同時に気付く。胸の高鳴り。エッセンシャル。新天地を前にして、腕から抜け出し、走り出す息子。菩薩のように微笑む娘。平穏無事な日常に大きな風穴を開ける出来事。見渡す限りの芝。広大な砂場。黄色いシーソー。天へとのびるすべり台。歴史あるブランコ。それらが集まって織りなす空間。その名は「公園」。

手招きされるかのように、次々に遊具へ手繰り寄せられる息子。楽しい。その心。我思う、ゆえに我ありと同義。遊ぶ。今までの抱っこが偽りだったかのように。走る。登る。滑る。跳ぶ。しかし腹が減っては戦もできぬ。人は空腹には勝てない。作戦コード。一時帰宅。

飛び出し。車に厳重警戒。少し歩いた先。帰りを阻む上り坂。父、片手ベビーカー。厳しめ。息子。存在位置を腕から地面へ下方修正。一時徒歩を強要。無事、坂を登りきる。その途端、息子からの「抱っこ(して)」父「このまま歩かないの?」「抱っこの道やから」間髪入れずの即答。その勢い。まるで新幹線の如く。お兄ちゃんを抱っこ。妹をベビーカー。歴史は繰り返される。再び盤石の布陣。

帰り道。デジャブ。はたまたループ。同じ場所に同じ猫。「おぬしら目的もなく、どこへ行く?」「目的ができた。ぼくらには帰るべき場所があったんだ」そう答える息子。そう。今のぼくらには、帰る場所がある。待ってくれている人がいる。

天気。晴れ。気温。暖かめ。風。微弱。夕方から雨。そんな予報を感じさせない穏やかな気候の、昼下がり。世界は未知に満ちていた。

育児休暇終了まで21日

立った立った(3/11)

二日前にばぁばの家で一人立ちしたと聞いていた娘。今日、その一人立ちを直に見れた。ひざ元へきて、立ち上がる、そこから、バランスを取り「あっあっ」と言いながら一人で立つ。そして数秒後おしりからドスンと落ちる。それを何度も繰り返す。赤ちゃんのチャレンジ精神はすごい。ほんとに何度でも繰り返す。それがなんだか神秘的に感じた。「人間には自ら学ぶ能力が備わっている。そのため、親は積極的に学ぶ子を育てるのではなく、いかに学ぶ意欲を保てるかを考えるのが大事」とアグネス・チャンの本に書かれていたのを実感する場面だった。たしかに自ら学んでいるなぁと。

これかからも、学ぶ意欲を保てるように子どもたちと接してこうと思えた。