育休ino-9からの→学童保育【いのまん】起業に向けて

男性の育児休暇についての経験を書くという名のほぼ育児日記 から夢を叶えるための日記へ

育児休暇終了まで22日

五月山動物園(3/9)

昼から五月山動物園に行ってきた。午前中、お隣の子とたくさん遊んだので、行く途中に寝ると予測していた息子は、動物に会えるという興奮により、結局寝ないまま五月山に到着。五月山に着いたものの、駐車場と勘違いしてドライブウェイに突入してしまった。300円払ったので、すぐに戻るのももったいないと思ってしまい、そのまま日の丸展望台まで車を走らせた。息子はそこが動物園と思ったらしく「着いた!」と嬉しそうだった。しかし、そこにいたのは石造のライオンだった。多分、息子も「なんか思ってったのと違う」と思ったに違いない

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そしてそのまま展望台に上り、街並みを見降ろした後、来た道を戻り、今度こそ動物園へ。

五月山動物園は子どもの動物園デビューにはちょうどいい大きさとネットの口コミにもあった通り、程よい広さだった。息子も娘も終始、動物を見て楽しそうだった。特に娘は動物を指さし「あっあっ」と言っていたので良い刺激になったと思う。

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そして最後は隣接している児童遊具公園へ。

そこには忍者の修行場というコンセプトの遊具がたくさんあった。なかでも忍者迷路が楽しかったらしく、何周もした。自分でどんどん進めるのが楽しいみたいだった。忍者の砦にも一人で登れて自信をつけたようだ。そこも何度も何度も登っていた。そして砦の上にあるロープの穴が気に入り、そこで座るのが楽しかったようだ。

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帰りの車で息子も娘も爆睡。動物を見て刺激をうけ、たくさん動いたので疲れたのだろう。息子にいたっては、家に着いて起きたものの、そのままご飯を少し食べ20時には就寝。いっぱい楽しめてよかった。

育児休暇終了まで23日

立った(3/8)

 

ばぁばとじぃじの家で、とうとう娘が何も持たずに一人で立ち上がったそうだ。

0歳児は、ほんとうにあっという間に成長していく。

こうして、ハイハイして動いていたのが、懐かしい日にすぐ変わっていくのだろう。

うれしいことだが、少し寂しさもある。身体を鍛えるためにも、「歩き出すのはもう少し先でも大丈夫だよ」なんて思ってしまう。でも順調に育ってくれているのが、なによりだ。

息子は息子で、20ピースのパズルを完成させることができたそうだ。こちらもどんどん成長していく。

明日はどんな成長があるのか楽しみだ。

育児休暇終了まで24日

案内人(3/8)

夕方、出したい手紙があったので郵便ポストを目ざして息子と散歩にでかけた。

「ポストまでの道、わかる?」と聞くと「うん」と答える息子。

「どっち?」と聞くと「あっち」と指さす。

「どっち?」と聞くと「ひだり」と答える。

そんなやりとりをくりかえしていると、本当に墓地公園の横にある郵便ポスト(家から500~600m先にあるポスト)に辿り着いた。ひたすら散歩に連れて行っていた甲斐があったなと思った。あとは一人でも歩いていけるメンタルの強さを持つことができれば、もう「はじめてのおつかいが」できるかもしれないと思った。

その後はそのままのあしで公文教室へ。この日は集中して最後までやりぬくことができた。「ちびねこの ちょび」という絵本を借りて帰った。すると、その本の裏表紙を見て「カステラ」というので、なんのことだろうと思っていると、どうやら、ねずみから「ぐりとぐら」を連想したようだった。そして、ねずみがみんなで遊んでいる様子を見て「ドリーム21」とも言っていた。以前に行った「ドリーム21」での遊びが忘れられないのだろう。いろいろな力が育ってきているのが感じられてたのしい一日だった。

育児休暇終了まで25日

最長距離散歩(3/7)

おいちゃんとばぁばと共に家族みんなで近くの池に散歩にでかけた。その池は一周2.85kmなので、がんばって息子を一周歩かせようという感じでスタートした。

天気がいいこともあり、たくさんの人が散歩したりランニングしたりしていた。それが功を奏したのか、着くなり走り出す息子。「父ちゃん、おいちゃん走って」と、元気よく走り出し200mぐらいを一気に駆けていった。

そこからは走ったり止まったりを繰り返しながら600mぐらいを順調に走った。そして東屋に到着したので一度目の休憩。持って行っていたバナナをほおばった。あっさり完食。お腹と栄養が満たされた息子は再度ゴールに向かって進みだした。

少し行った先に、小さめのかわいい犬が散歩していた。息子は犬に近づきたい。けど、こわい。と葛藤している様子だった。一定距離を保ちつつ、ずっと犬の後をついて歩いて行った。この犬のおかげで息子の歩く距離はどんどん伸びて行った。

おかげさまで1.5kmという自己最長距離の散歩することができた。ただ、それを境に疲れ切ったのか、そこからは頑なに歩こうとしなかった。とはいえ、たくさん走りもしたし、とてもいい運動になった。

明日からも今日ぐらい歩いてくれればいいなと思う。また近いうちに連れて行こう。

育児休暇終了まで26日

自己肯定感(3/6)

 在住の市の公民館で行われた高垣忠一郎先生の「生きることと自己肯定感」という講演会を聞いてきた。

高垣先生の言う「自己肯定感」とは「自分が生きていることをまるごと認められること」であると定義していた。つまり、自分のいいところだけでなく、自分のダメなところも受け入れられてこその自己肯定感であるという。

自分の能力や自尊感情だけに目が向いている自己肯定感は「競争的自己肯定感(西欧的なセルフ・エスティーム)」であり、上手くいっている時には問題ないが、それが通用しなくなった時、すぐに「自己否定」に変わってしまうのだという。

一方、自分が自分であって大丈夫。自分のダメなところも含めて、自分をまるごと肯定できる自己肯定感「共感的自己肯定感」と言うそうだ。

本来ならば、その共感的自己肯定が育たなければいけないが、現代社会は競争社会であり、効率化を追求していく社会であるため、いうなれば「高速道路」と化し、競争的自己肯定感ばかりに比重が置かれている。スピードにのれている間はいいが、疲れたから休もうとサービスエリアに立ち寄ろうものならば、また本線に合流する際には莫大なエネルギーが必要となる。そうした状況が、不登校やひきこもりの人間を増やす原因となっているのだと。

自己肯定感を育むには「さよならとこんにちは」を大切にしなさいというメッセージがあった。さよならとこんにちは=自己の再構築である。例えば、うつ・不登校・ひきこもりなど、そうした問題と出くわしたのなら「そうなる以前の自分に戻りたい」と思うが、そうではなく「そうしたことをきっかけに、いままでの自分とは違った、新しい自分に生まれ変わって、再出発すること」が大切であり、それで本当の意味での自己肯定感が育つのだという。そして、それは時間がかかることなので、焦らず気持ちに寄り添っていきましょうということだった。現代の資本主義システムの中での優秀な「人材」を育てるのではなく「人間」を育てましょうという話はとても為になった。

今日の講演の内容をかみしめ、これからも子育てをがんばろうと思えた。

 

育児休暇終了まで27日

雨の日の一日(3/5)

朝起きると「父ちゃん、夢にまっくろくろすけでてきたで」と言う息子。「メイちゃんもいたで」「ぼく、ネコバスにも乗ったで」「カン太が傘もってきてくれた」などなど。どうやらトトロの世界に自分も入り込んでいるような夢をみたらしい。楽しかったみたいで良かった。

雨だったので、普段はあまり行かない二階の部屋で遊んだりした。置いてあった「のみのぴこ」の絵本にハマり何度も読んだ。息子は「はいしゃさん」のところが好きみたいだ。

あとは「ナンジャモンジャ」のカードを見つけて遊んだ。一匹一匹のカードに名前をつけていく。最初は「これ」とかいうだけだったが、よくよく見ていると、「これ」と言った後に様々な行動を起こしていることがわかった。どうやら言葉で名づけるのではなく、行動で名づけようとしているようだった。「これ」と言ってハイハイすると「じゃあ「はいはい君」でいい?」などと聞いて名前を付けて行った。息子なりの工夫した名づけ方に感心した。こうやって行動を言葉にしていくのは、なんだか言葉を教える上ですごくいい方法なのではないかと思えた。ナンジャモンジャのカード。持っててよかった。

育児休暇終了まで28日

図書館(3/4)

予約していた本が次々に届いたため、昨日、今日と二日連続で(それぞれ別の市にある)図書館に行った。最近の息子のお気に入りの本は

1位 ちっちゃなトラックレッドくん シリーズ(みやにし たつや)

前回、レッドくん、イエローくん、ピンクちゃんの三冊を借りていたので、今回はブラックくんとグリーンくんを借りた。一日に十回は読まされているだろう。シリーズ累計100回は読んでいるのではないかと思う。息子のお気に入りは、ピンクちゃんに出てきたマテリアルハンドラーのおじさん。昨日からはブラックくんで起こる「やまかじ」というワードにはまっている。意味もわからず図書館で「あっちでやまかじが見えるで」なんて言っていた。

2位 トラックくん どこいくの?(マイケルグレイニエツ)

トラックが色々なモノを運び、最後はプロペラでどこかに飛んでいくお話。大人から見ればかなり斬新な絵本。絵のタッチとか色使いが子どもにとって魅力的なのかなと思う。最後にプロペラで飛んでいってしまうトラックが、忙しい仕事から逃げ出したと解釈してしまったのは、もうすぐ復帰する仕事に自分が不安を抱えているからなのは間違いないだろう。笑

3位 やまもりラーメン(赤川明)

お客さんの食欲に合わせてラーメンの量が変わるという、これまた斬新なお話。特におじいさんが「いただきます」といって最後に山盛りのラーメンを食べきるシーンがお気に入り。延長して2週間以上読み続けている息子的ベストセラーとなっている。

 

育休期間中は2つの図書館に交互に通い詰めた為たくさんの本を読むことができた。その成果から息子はかなりの本好きになった。自分自身も人生の中で一番多くの本を読んだ一年となった。育休の終わりが近づいてきたが、せっかく身に着いた読書の習慣を四月からも継続していけたらいいなと思う。