育休ino-9からの→学童保育【いのまん】起業に向けて

男性の育児休暇についての経験を書くという名のほぼ育児日記 から夢を叶えるための日記へ

育児休暇終了まで76日

初めてのバス(1/15)

コロナ対策として、市がバスを無料で運行している。

せっかくの機会なのでバスに乗って、少し遠いスーパーへ買い物に出かけることにした。

家族みんなで最寄りのバス停まで歩く。到着。

バスが来るまで息子はソワソワ。(親たちもバスに乗り慣れていないから来るまでソワソワ)

バスが来て乗り込む。市のマスコットキャラクターが描かれているイス。それだけでも息子は嬉しそう。

日頃、車で何度も通っている道も、バスで走るといつもと違って新鮮に感じた。

降りる駅でSTOPのボタンを押す。息子はそれもうれしそう。

駅の近くで降りたので、電車も近くで見れてうれしそう。

そこから歩いてイオンスーパーへ。

買い物を済ませた帰り、駅の本屋に寄った。

そこで本を選んでいた女性に話かけられる。

「お子さん何歳ぐらいですか?今から2歳の孫のところに行くんですけど、この年齢ぐらいの子はトーマスの本とか好きかな?」と。

「うちの子は大好きですよ。きっと喜ぶと思います」

「じゃあこれにしよう。教えてくれてありがとう」

そして、そこから帰りのバス停に歩いて行くと、そこでまた、その女性に会った。

あら、さっきはどうも。という感じでまた話はじめた。

「お兄ちゃん、妹がいるからしっかりしていそうね」とか

「うちの孫は中々話せないと娘が心配していて…今はSNSとかネットでなんでも知れてしまうから大変よね」とか

「LINEがあるから返事とかも早めに返さないといけないけど、それがないだけでも睡眠時間がとれるのにね。私たちの時代の子育てはそうしたものがなくて、ある意味よかったのかもしれないわ」などなど

たわいもない話だったけど、バスで出かけたからこそ生まれた会話だと思うと、なんかすごくよかったなと思えた。

そして帰りのバスに乗る。

しかし、まさかの最寄りのバス停に着く前に「市役所で終点」というかたちでバスが停まってしまった。しかも再出発は一時間後。

帰る術を失ったため、結局じぃじにヘルプを頼んで降りた先の市役所まで車で迎えに来てもらった。

最終的に車がある日頃の生活が、いかに便利か身に染みた1日だった。

しかし、それと同時にあえてゆったりとした生活で得られる楽しみもあるんだなと感じた1日だった。