育児休暇終了まで137日
コレクション(11/15)
今日は関西文化の日ということで博物館へ行くことにした。
関西文化の日とは | 関西文化.com|関西の芸術文化イベント
今まで何度も前を通ったことはあったけど入ったことがないし、なにより、こうした歴史博物館って中々行く機会がないので、ちょうどいいかなと思っていくことにした。
中に入ると竪穴住居の家族団らんしている展示物があった。
歴史なんて二歳の息子たちにはわからないだろうけど、父ちゃんどれ、母ちゃんどれ、ぼくどれ、なんて言いながら楽しく眺めていた。
卑弥呼のマネキンも置いてあり、それを見た息子は「ともだち」と言っていた。
卑弥呼と友だちになれたなら来た甲斐があったなと思った。
その後は博物館からすぐ近くにある「池上曽根史跡公園」に行った。
道路からは藁ぶき屋根の住居や高床倉庫が見えていたので、ワクワクして行ってみたが、本当にそれしかない公園だった。
まず、なにもない広場の芝生の上にシートを広げてお弁当を食べた。
息子はその空気を味わいたかった(?)からか、のんびりのんびりお弁当を食べた。
時間にして約一時間。おかげで、長い時間、たくさんの日光を浴びることができた。
赤ちゃんは暇だったのだろう。その間、缶コーヒーの缶を狙ってひたすらハイハイで進撃を繰り返していた。
のほほんとしたひとときだった。
その後、住居や高床倉庫のある広場内へ入った。
息子にとっては、そうした建物より、地面に転がっている石の方が気になったみたいだ。ひたすら落ちている石を拾う拾う。
なんの変哲もない石でも、子どもにとっては大きさや形の違うとても貴重なものなのだろう。ポリ袋を渡したことで、それがいっぱいになるまで三十分ほど石を拾い続けた。
親が少し離れても気にしないほど熱中していた。
そして最後は袋を「持って」と渡してきた。持ってみるとかなり重かった。自分で持てないと思い渡してきたのだろう。全くあざとい。
帰りにお土産屋さんらしきところに入った。そこで200円のくじびきをした。
ひっくりかえるコマやヨーヨー、くつ下が当たった。中でも懐中電灯が気に入ったようで、まだ明るいのに光をともしながら帰った。とても満足そうだった。
夜はばぁばの家でごちそうになった。
その帰り道、その当たった懐中電灯で夜道を照らしながら帰った。
「ぼく、おばけこわくないで」と懐中電灯を手にしたことで夜道を一人で勇んで歩けるようになった。よかったよかった。