育休ino-9からの→学童保育【いのまん】起業に向けて

男性の育児休暇についての経験を書くという名のほぼ育児日記 から夢を叶えるための日記へ

育児休暇終了まで165日

10/17

友だちの家族に会うためエキスポシティに行った。同じ学年の子どもがいるので、どんな風に遊ぶのか毎回楽しみである。待ち合わせの場所に到着。相変わらず緊張して大人しくなる息子。いつものことなどで気にしない。

シティ内にある「ひつじのショーン」の遊び場で遊ぶ予定だったが、思いのほか、すぐに遊び飽きそうだったので、急遽「ニフレル」にも行こうということになった。7月の誕生日に行ったところではあったが、何回でも魚や動物を見せるのはいいものだと思った。前回よりも、自分の足でせっせと進むことができ、まじまじと水槽を眺めていた。ホワイトタイガーを見つけた時に「母ちゃん。トラー」と呼び掛けたけのはかわいかった。友だちの子とも、この時点でだいぶ打ち解け初め、二人でワニを見て楽しそうにしていた。赤ちゃんも7月の時はベビーカーで眠ってしまい、ほぼ何も見ずに終わっていたが。今回は最後まで起きていたので、いろいろなものを見ることができた。生後六か月の子にどれほどの影響があるかはわからないが、きっといい刺激になっているはずだろうと思う。

その後はご飯を食べるためフードコートに向かった。土曜と言うことで人が多く、席も空いていなかった。まとまった席が見つからなかったので、仕方なく近くの別々のテーブルで食べることに。うどんを頼んで息子と食べたが、ある程度食べ終わったあと、イスに寝転がって遊びだした。ちゃんと座って食べるように注意するが、一向にやめない息子。それでも、まだ食べるというので「じゃあちゃんと座って食べなさい」とイスに座らせようとしたときに、うどんのお皿に腕が当たり、汁が一面にこぼれてしまった。ここで自分のイライラはマックスに。厳しく注意して泣かしてしまった。公共の場で泣くぐらい怒ることが、傍から見れば滑稽に見えるのがわかっているのに、ついついやってしまった。なんとも情けない気持ちになったが、必要な躾ではあるし、といつも通りの葛藤に見舞われた。

食べ終わったあと、息子の濡れた服を着替えさせるためトイレに。その後、友だちの家族と再合流するために、ショーンの待ち合わせ場所に向かった。しかし、友だちの家族もおむつを替えにいっているとのことだったので、鉄道模型のお店で電車が走っているのを見に行った。電車が走ってくる様子を眺めていると、横にいた見知らぬ男の子と「電車きた」と盛り上がりだす息子。同じ電車好きの子とは急に仲良くなるのは、同じなにかを感じるからだろうか。いいことではあったのだが、待ち合わせの「ひつじのショーン」の場所に行くのを「まだ電車みたい」と言って渋るので大変だった。見知らぬ男の子の方も、その場を離れるのが嫌だったのか、親に無理矢理連れていかれて泣いていた。どこも同じようなものかと少し心が和んだ。

そして目的だった「ひつじのショーン」の広場に入った。この時点で友だちの子とも急に親しさを深めだし、ほっぺを「ツン」と触って遊んだり、いないいないばぁをしあったりと仲良く遊んでいた。中に入って最初はボールプールで遊んだ。その後、見つけたすべり台では、最初に上手くすべれたことで自信をつけたのか、走って何度も何度もすべっていた。驚いたのは、飛び石が上手くできるようになっていたこと。足をしっかり交互に出し、落ちずに次の石にリズミカルに移動することができていた。また、ロープを登る遊具でも、友だちの子が上るのをみて、息子も上り始めた。ここでも一人で上ることができ自信をつけたのか、その後、何度も何度も上りに行っていた。そしてこのタイミングで、気付けば赤ちゃんも一人で「ずりばい」ができるようになり、少しだけ前進することができるようになった。もうすぐ「ハイハイ」しだすんじゃないかと思わせるような動きだった。すべてのことにおいて、一人目の子の時よりできるようになるのが早いので、いつも驚かされる。

30~40分ほど、遊んだところで「ショー」がはじまった。たくさんの子どもが集まって手遊びやダンスのショーを見たのだが、周りの子が舞台のお姉さんたちの動きを真似して楽しむ中、うちの息子だけはじーっと観察し、家みたいに寝べりだした。いつも最初は観察から入る息子。もう少し子どもらしく真似っこ遊びをしてくれていいのにと思うがこればっかりは性格なので仕方ないなと思う。その割に終わった後、興奮気味に「ひつじさん、おどってたな」と言ってくるのでわらけてしまう。

ひつじのショーンの遊び場を出た後、どんぐり共和国に行った。大きいトトロのぬいぐるみにテンションが上がり、念願の「カン太」と「おばぁちゃん」の指人形を買うことができた。とてもうれしそうだった。また、ポニョのぬいぐるみを見つけても「ポニョや!」とテンションがあがっていた。すっかりジブリっ子になってしまった。

友だちの家族も買い物を済ませ、そこで解散。最後は子ども同士タッチをかわし、「楽しかった」とバイバイすることができた。かなり疲れていたのか、帰りの車では、乗るなり、眠りに落ちた。

帰ってからは、妻の実家が晩御飯に手巻き寿司をするというので、食べさせてもらいにいった。上機嫌の息子は、手巻き寿司も楽しみ、たくさんご飯を食べた。食べ終わった後、かたはめをすると言ってあそびだした。それを赤ちゃんがやたらと奪いにくるので、息子はそのかたはめを移動させた。そして言った言葉が「赤ちゃんが食べたら危ないからな」だった。まっとうな理由をつけて自分の行動を正当化させたことにみんな大爆笑。頭がよくなったなと思った。

朝から夜まで遊んで終始楽しい一日だった。